Tojiro
子どもの頃、家で『週刊少年ジャンプ』が出禁になっても、『銀牙』や藤子作品だけは読み続けていた。あの頃に感じた“物語の匂い”が、今も自分の根っこにある。
法務職として民間と官公庁の双方で、人や組織、制度に関わる仕事を経験。うつとの長い旅や家族の介護・看取りを経て、物語の中にある制度のひずみ、善意の陰で置き去りにされる痛みを見るようになった。
『相棒』『踊る大捜査線』、織田裕二さん主演作品を中心に、沈黙や視線、小道具、何気ない行動から人物の心を読み解いている。ときには美談を疑い、ときには好きな人物の恋に親戚のように肩入れする。
世の中の空気や“当たり前”に流されず、自分の目で物語を見直すきっかけを届けたい。