藤次郎

藤次郎Tojiro

 亀仙人のじっちゃんのお下劣シーンの描写から、母親から少年ジャンプ禁止令を言い渡され、 辛い少年時代を経るも後に解禁。ドラゴンボール、銀牙-流れ星銀-、スラムダンク、藤子・F・不二雄作品などに傾倒。 ファミコンブームの最中、禁止令にあらがえず、あえなく撃沈。  現在は『ドラゴンボール』シリーズ、『相棒』シリーズなどを心の支えに、日々ウェルビーイングな暮らしを模索中。 うつとの長い付き合いもあり、「心を整える力」の大切さを実感しながら、 漫画・アニメ・心理学を横断するブログを運営中。心の修業は、これからも続く。

越境捜査 相棒

🕵️【相棒】杉下右京はHSPかもしれない──異色の名作「越境捜査」に見る、共感センサーの強さ

ドラマ『相棒』Season7「越境捜査」から杉下右京をHSP的視点で迫る考察。共感性、違和感センサー、孤高のスタンス──それはHSP気質の特徴と重なり合うのか。当事者としての実感と葛藤を交えて綴る、繊細さを“強さ”へと昇華するヒントの記録。専門的配慮のもと作成され、HSP当事者にも、そうでない方にも静かに届くよう願いを込めて。

スラムダンク

🏀THE FIRST SLAM DUNK──井上雄彦が仕掛けた“違和感”を読み解く

原作ファンとして感じた「違和感」──それは否定ではなく、表現への“挑戦”だった。映画『THE FIRST SLAM DUNK』に込められた静かな熱と、“あえて引き算”された表現の意図を、井上雄彦氏のインタビューや、ドラゴンボールとの比較から丁寧に読み解きます。

風花、ふわり

🌸🍀『風花、ふわり』― 春風に恋心が揺れる、一瞬の物語。

2025/10/11    , , ,

巫女の彼女が春風の中で揺れる恋心。ふたりが出逢う“一瞬”を切りとった短編ストーリー。どこか懐かしくて、胸があたたかくなる、春の物語。

クリリンの頭は満月だった

💩『クリリン×バクテリアン戦』鼻がなくても臭かった?──ドラゴンボールに学ぶ“認知のトリック”

鼻がないのに臭かった。『ドラゴンボール』屈指のあの名勝負。第21回天下一武道会「クリリン対バクテリアン」から見えてくるのは、認知のトリックと**気づき**のチカラ。

ビジネスメールはうつ病患者には辛すぎる

🌱【うつ×HSP】ビジネスメールがつらい日に——“やさしい連絡”の作法

「ビジネスでは“結論から述べる”が正解」──その常識が、うつ病など、精神疾患を抱える人にとっては、“ ...

鬼岩城と鉄騎兵

🌊映画ドラえもん『のび太の海底鬼岩城』─愛と信頼が「ポセイドン」を超えるとき

『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』をCBT(認知行動療法)と心理学の視点から読み解く、バギーちゃん再生の物語。しずかちゃんの「共感的配慮(セラピューティック・タッチ)」が仲間を救う鍵となる。

けれど空は青

【後篇】エスパー魔美「文化論」‐『けれど空は青』ふたりが見つめた未来──離れても、きみを忘れない

『エスパー魔美』魔美と高畑くんの明確な“まなざし”。恋未満の、けれどたしかな“想い”のやりとり。ふたりの関係性の深さと「自立」と「依存」のバランスを丁寧に描いた藤子・F・不二雄氏異色の名作

魔美が高畑くんと一緒に下校

【前篇】エスパー魔美「文化論」ふたりの“まなざし”13歳の恋とも違う関係性

藤子・F・不二雄原作アニメ『エスパー魔美』大人の入口に立つ魔美と高畑くんの思春期のまなざし、感情の揺らぎ、家族の役割をやさしく描く文化論、記号論、自己省察

見てはいけないものをみてしまった、昭和に生きる少年

藤子・F・不二雄作品に見る「性と成長の入口」"一本線"に心が揺れた日

ドラえもん『 のび太の鉄人兵団』藤子・F・不二雄作品に見る“日常に溶け込む性表現と育ちの文化論。記号論。自己省察。昭和テレビ文化と“公開羞恥”

夕陽が差し込む学校の廊下。遠くの窓から暖かな光が射し、床に長い影がのびている

“優しさ”というズレ:毒母の言葉と、ぼくの皆勤賞

母からの「勉強がつらかったら、高校やめていい」──救いのようで、棘にもなった言葉。あの頃の痛みをほどき、ぼくは今、学び直している。