「初めてのブログ」なので、「初めて」共通ということで、今さらですが、「初めて」新国立競技場に行ってきたことを書こうかと)
「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」と銘打たれた記念すべき試合で、無料招待チケットに抽選で当たったというのが、きっかけ。
旧・国立競技場にはフランスワールドカップアジア最終予選から始まり、幾度となく行ったことがあったが、「シン・コクリツ」は初。
カードは、我が愛する「名古屋グランパス」。対戦相手は忌まわしい思い出しかないない「鹿島アントラーズ」
(振り返りたくもないが、記念すべき、93年Jリーグ開幕戦(カシマスタジアム)で、ジーコのハットトリックを含む、0-5で爆死した相手だから。Jリーグの歴史を振り替えるとき、必ずこの試合の映像が何度も放送され、その度に、グランパスファン・サポーターは、傷口に塩を塗られる思いをするんだ。なお、名古屋グランパスが、敵地カシマスタジアムで勝利する歓喜の瞬間を迎えるには、この日から15年もの先のことだ)
見どころが多い(映えスポットその1)
嫌な思い出にはフタをして話を戻す。撮影スポット。調べてみると「モニュメント」?という名前らしい
生きる伝説の選手たち(映えスポットその2)
駅からほど近くアクセス抜群(これほどアクセスが良いスタジアムは初めてだ。サガン鳥栖のホームスタジアムである駅前不動産スタジアムは行ったことがない。どうでも良いことだが、九州そのものにも行ったことがない)。千駄ヶ谷駅から、のんびり歩いていくと、デジタルアート(?)っぽい、かっこいい階段にはJリーグを代表する選手(愛してやまない「ピクシー」ことドラガン・ストイコビッチ氏(現在は祖国セルビア代表監督を務めている。のフォトも)が描かれていた。「空の杜」というらしい。「生きる伝説の選手たち」と書いてしまったが、もとい、松田直樹だけは不幸なことだった。敵チームではあったが好きな選手だった。
開放感という点からは 旧・国立競技場に軍配が上がる
「旧・国立競技場」にて開催された、ナビスコカップ(2010年)の決勝を観に行ったときの写真は以下。
2010年 ナビスコカップ決勝「ジュビロ磐田 対 サンフレッチェ広島」
観客席の傾斜角度比較「新国立競技場/豊田スタジアム」
こうして上の写真と比較すると、開放感は圧倒的に「キュウ・コクリツ」が上だと感じた。その原因は、2点。(1)観客席の傾斜が、なだらかであること、(2)屋根がないことに尽きる。
対して、「シン・コクリツ」は、思っていたより、傾斜がなだらかではなく、むしろ、急傾斜だと感じた。
どうやら、階層(1階席、2階席、3階席)によって角度に違いがあるらしい。私が座った2階席(2層目)の傾斜角度は、34.9度とのことで、日本一のサッカースタジアムである(あえて断言する)豊田スタジアムの傾斜角度は、38度(上層スタンド)なので、かなりのレベルだと思って良い。
豊田スタジアム。まさに切り立った崖のようだ。最上階席は怖くて座れない・・・いろいろ調べてみるとスキーのジャンプ台と同じ傾斜角度だそうだ。そりゃ怖いはずだがや(突如として、名古屋弁になる。東海地方出身ゆえ)
初めての「シン・コクリツ」の感想(備忘録)
- 急傾斜で、試合が観やすい。
(写真以上に、ピッチまでの距離が近く感じた) - 観客席の背もたれは、腰痛持ちである身にとっても、痛く感じなかった。
- 各席にドリンクホルダーがある。ただし、600mlが限界。
- ペットボトル(600mlまで)持ち込み可。弁当の持ち込みも可(崎陽軒でシュウマイ弁当を買って食べた)
- 観客席は、巷で言われているほど、狭く感じなかった。
- 屋根があることで、サポーターの声が反響する。ただし、その弊害も。iPhone のヘルスケアアプリと、Apple Watchによると「環境音レベル」が「109db」を記録していた。これは相当深刻なレベル。難聴のリスクありだ。次回まで対策を講じることにする。
- トイレがきれい。そして、数も多い(2,000以上?)。荷物が置ける棚が設置されている(サッカースタジアムに限らず、棚が設置されていないトイレはそれほど珍しくない)ただし、ウォッシュレットがない(女性用は分からない)のはマイナス点。予算の問題か。
- 売店が多い。ただし、どこに何が売っているか分からなかった。(ホットドッグを食べたかったが見つからず)
サポーターの音量(騒音レベル)が相当に深刻!
このレベルの音に約30分さらされると聴覚が一時的に失われるおそれがあります・・・
とりあえず、本日は、ここまで。
観戦されるときのなにかの参考になれば、幸いです。
(了)