Tojiro

藤次郎Tojiro


うつと約20年。話すよりも書くことが自然で、いつも言葉を綴ってきた。

子どもの頃から作文や日記が好きで、高校では論文で男子唯一の入賞。2004年からブログを書き、法務職として民間と官公庁の双方で文書を作ってきた。

家族の介護・看取りを経て、今は『相棒』『踊る大捜査線』、織田裕二さん主演作品を中心に、制度のひずみや、善意が無自覚に人を傷つける構造を読み解いている。

“空気”に流されず、“当たり前”とされていることを疑い、自分の頭で物事を考える力を養えるブログを目指している。

容疑者室井慎次

『容疑者 室井慎次』は、“責任を取る男”の孤独を描いた映画だった ─ 本店の論理と、始まりかけた恋

『容疑者 室井慎次』は組織に追い詰められる室井慎次と、彼を救おうと走る若き弁護士・小原久美子。責任、権威、本店の論理、そして手作り弁当に込められた小さな想いから、この映画をもう一度見直す。

踊る大捜査線

『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 』を見直す── 現場を止めた沖田仁美と、現場を信じた室井慎次

『踊る大捜査線 THE MOVIE2』は、レインボーブリッジを封鎖する映画として記憶されている。けれど、見直すと浮かび上がるのは、現場を止める指揮と、現場を信じる指揮の違いだった。沖田仁美、室井慎次、青島俊作、そして和久さん。大ヒット作の奥にあった“現場を信じる”という問いを、もう一度たどる。

踊る大捜査線

『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』は、なぜ“約束”の映画なのか ── 和久さん、青島、室井、そして新城へ

『踊る大捜査線 THE MOVIE』は、単なる劇場版第1作ではない。和久さんと吉田副総監。青島と室井。そして、本店の論理に疑問を抱き始める新城。現場に残る者と、組織の上へ進む者。それぞれの場所から警察を変えようとした人々の“約束”が、ここから映画の物語として動き始める。

踊る大捜査線

室井慎次は、何を約束したのか ──『踊る大捜査線』と“現場を変える”という未完の夢

室井慎次は、最初から現場の味方だったわけではない。本店の管理官として現場を見下ろしていた男は、青島俊作と出会い、現場の声を突きつけられていく。「現場を変える」その約束は、果たされたのか。新作映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』へ向けて、室井慎次が背負った未完の夢を読み解く。

踊る大捜査線

和久さんの「正しいことをしたければ偉くなれ」──では、「正しい」とは何か。『踊る大捜査線』シリーズを貫く“名言”を疑う

「正しいことをしたければ偉くなれ」『踊る大捜査線』を象徴する和久平八郎の言葉は、単なる出世の教えだったのか。そもそも、「正しい」とは何か。本店と所轄、それぞれの立場や感情を問い直しながら、室井慎次が生涯をかけて向き合った“宿題”を考える。

オーバー・ザ・トップ

映画『オーバー・ザ・トップ』は“Over the STop”だった──止められた子どもが、自分の物語を取り戻す

映画『オーバー・ザ・トップ』は、大型トラックで荒野を走る父と、10年ぶりに再会した息子が、失われた時間を取り戻していく物語。アームレスリング、ラスベガス、80年代映画らしい暑苦しさ。その奥にある、不器用な父性と「パパ、がんばれ!」の一言を読み解く。

サッカー

【ワールドカップ記念】ぼくのサッカー日記 ─ 長良川のカヌーから、ベンゲルの食事メニューまで

ワールドカップが始まると、昔のサッカーの記憶が動き出す。長良川競技場で見たカヌー、国立の空気、そしてベンゲルの言葉と食事メニュー。これは、ぼくの中に残っているサッカーを読み返すための日記。

踊る大捜査線

『踊る大捜査線』は、なぜ“本店と所轄”を描いたのか ── 青島俊作が会議室の外にいた理由

『踊る大捜査線』が描いたのは、事件そのものだけではない。本店と所轄。会議室と現場。情報を握る側と、目の前の人を助けようとする側。青島俊作が会議室の外にいた理由をたどると、この作品がなぜ今も古びないのかが見えてくる。2026年9月18日(金)公開の新作映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の前に、もう一度押さえておきたい原点。

踊る大捜査線

『踊る大捜査線』を今こそ見直す ── 青島・室井・和久さんが残したもの

新作映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』を前に、まず見返したいのは1997年のTVシリーズ。青島俊作、室井慎次、和久平八郎。この三人の関係をたどると、『踊る大捜査線』がただの刑事ドラマではなく、現場と組織の物語だったことが見えてくる。

Galaxy

スマホにワクワクできた日 ── Galaxyで戻ってきた感覚

ケータイショップでGalaxy S26シリーズに触れたとき、薄れていた興味が少し戻ってきた記録だった。回復の小さな一歩を見つめる。